毎回、その道のプロフェッショナルの方や地域にお住いの方などに、船岡山とその周辺の魅力を教えていただく連載「船岡山と私」。それぞれの筆者のまなざしを通して見る「船岡山」の姿が印象的です。今回は、第1回目から第4回目までの『船岡山と私』をダイジェスト版でお届けいたします。
第1回「船岡山と小説」~作家:望月 麻衣さん編~
第1回目は、作家の望月麻衣さんが「船岡山と小説」をテーマにご紹介。
現在、船岡山界隈を舞台にした小説を書かれている望月さんは、実は以前は、あまり北区のことを知らなかったといいます。
そんな望月さんから見た船岡山エリアは「京の都のはじまりと言われ、清少納言に『丘は船岡』と称えられた歴史深い場所。それでいて、日本中どこにでもあるような住宅街があり、ノスタルジックな商店街もある。その一方で少し尖ったサブカルな雰囲気も混在している。歴史、文化、日常が絶妙なバランスで成り立っている場所」なのだとか。
作家ならではの望月さんのまなざしを通して、船岡山の魅力にふれてみませんか?
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第2回「船岡山と音楽」~音楽クリエーター:白田 将悟さん編~
第2回目は、音楽クリエーターの白田将悟さんが「船岡山と音楽」をテーマにご紹介。
2020年12月に開催された「船岡山マルシェ」。船岡山公園で生演奏の音楽を聴きながら、区内のお店が出す美味しい料理やコーヒー、素敵な雑貨を手にできる野外イベントでしたが、その野外コンサートの制作(出演者との連絡調整、音響手配、客席運営など)と出演を担当されたのが、白田さんでした。
そんな白田さんが感じる船岡山公園内の野外ステージの魅力は、「豊かな自然と、京都の街並みを眺望できること」。白田さんが再び船岡山で音楽イベントをするならば……という視点で、そのアイデアを語ってくれています。
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第3回「船岡山と天気」~気象予報士の観光ガイド:吉村 晋弥さん編~
第3回目は、気象予報士の観光ガイドである吉村 晋弥さんが「船岡山と天気」をテーマにご紹介。
吉村さんと船岡山の出会いは、船岡山の近くに引っ越してきた19歳のころまでさかのぼります。歩いて山頂を目指すと案外簡単に登れたこと、京都を一望できたことが印象に残っているそうです。
吉村さんは「気軽に抜群の眺めを楽しめる船岡山は、四季折々に京都の街を眺めながら、新たな発見ができる場所」だといいます。山頂から見える景色や、季節や天候による楽しみ方などを気象予報士であり、観光ガイドでもある吉村さんならではの目線で教えてくれています。
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第4回「船岡山と自然」~森の案内人:三浦 豊さん編~
第4回目は、森の案内人である三浦豊さんが「船岡山と自然」をテーマにご紹介。
庭師であり、全国の森を案内する「森の案内人」である三浦さん。そんな三浦さんから見る船岡山の魅力はまず「山頂からの展望がすばらしいこと」だといいます。さらに、「足元を見ると、チャートの岩盤に大いなる存在感を感じる」のだそう。
「船岡山に生えている魅力的な植物は無数」だという三浦さんが、野生のツツジ・黐躑躅(もちつつじ)や小々坊(しゃしゃんぼ)など、船岡山で出会える植物の特徴や見どころについてたっぷりと教えてくれました。船岡山に足を運ぶたび、楽しみが増えそうです。
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今回は連載の第1回目から4回目までをご紹介しました。
今後もさまざまなジャンルの方がそれぞれの目線で船岡山の魅力を発信してくれますので、ぜひチェックしてみてくださいね。